かわい快適の森

更新日:2023年12月25日

かわい快適の森とは?

 「かわい快適の森」は、青野ヶ原台地の東端にあり、兵庫県では少ない、里山、ため池、湿地等が一体となった里山生態系が形づくられています。
 尾根沿いにはアカマツ林、谷筋には樹高の高い立派なコナラ林が成育しており、ため池や湿地では、数少なくなった水草、湿地性の植物、鳥類や昆虫類に出会え、季節による自然の変化を楽しむことができます。

 また、「かわい快適の森」は、大塚山の「泣き石」など、豊富な文化財にも恵まれています。

コース案内

 コースは全長約4キロメートル。

 「八ヶ池」(岩浪神社)から「泣き石」や展望デッキがある泣き石展望広場までが約2キロメートル。泣き石展望広場から終点「夢の森公園」までが約2キロメートル。

 それぞれ約60分のコースです。

文化財について

八ヶ池の祠(はちがいけのほこら)
八ヶ池の祠

 むかし、この八ヶ池には龍が住んでいたと伝えられています。その龍は、人々を困らせていましたが、当時このあたりにあった慶徳寺の偉い和尚の話を熱心に聞いて、人間に生まれ変わることができました。龍は、その御礼として、龍の鱗を御守りとしてお寺に残すとともに、水を湧き出させ、この池の水が枯れないようにしたとのことです。

 村人は、いつのころからか、この池のほとりに水神さんをまつり、池の守り神としています。

山ノ神(やまのかみ)
山ノ神

 河合西町の門割山から青野ヶ原台地へと続く山道の途中にあります。米の豊作と山仕事の無事を守ってくれる神様で、いつからまつられるようになったのか、はっきりしませんが、300年以上はたつとのことです。

 毎年、1月8日と9月8日がおまつりの日で、お酒や魚の煮付けなどの食べ物とともに4本の矢が供えられます。

泣き石(なきいし)
泣き石

 高さ約2.7メートルの自然石の碑で、河合西町の大塚山先端部に集落側を向いて立っています。むかし有力者が、この石碑を屋敷に持ち帰ったところ、帰りたいと泣いたので、元に帰したという伝承があり、「泣き石」と呼ぶようになったとのことです。

 また、碑面の中央部に大きく刻まれた塔の頂部に「大日如来」を示す種子が刻まれていることから、「大日塔碑」とも呼ばれています。亡くなった人への供養塔として、室町時代初め頃に建てられています。

かわい快適の森へのアクセス

公共交通機関でお越しの方
  • JR加古川線 青野ヶ原駅より西へ徒歩5分(起点:岩浪神社前から)
  • JR加古川線 河合西駅より西へ徒歩20分(終点:夢の森公園から)
車でお越しの方
  • 中国自動車道 滝野社インターより15分
  • 山陽自動車道 三木・小野インターより15分

※起点・終点とも駐車場あります

この記事に関するお問い合わせ先

地域振興部 産業創造課 農地整備係
〒675-1380 兵庫県小野市中島町531番地
電話番号:0794-63-1928
ファックス:0794-63-2614

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