更新日:2022年01月13日

大きな刃に金色の文字が彫られた鎌と大小さまざまな鎌がきれいに並べられた写真

播州鎌は、この地方における特産品の一つである。旧小野藩の刀剣師であった藤原伊助が、明治維新後に加東郡大島村北島(現大島町)の剃刀鍛冶亦右衛門の弟子となり、その製法を学び工夫して製造したのが有名な伊助鎌である。伊助によって、一躍播州鎌の名声はあがったが、その特徴は鋼を糸を引いたように細く薄く鉄に接合したもので、鋭利さにおいては他に類をみない。「剃刀鎌」叉は、「敏鎌」ともよばれ、播州鎌の代名詞にもなった。播州鎌は、機械化によって昭和30年ごろの最盛期には800万丁を生産していた。

この記事に関するお問い合わせ先

地域振興部 産業創造課
〒675-1380 兵庫県小野市中島町531番地
(商工振興係)
電話番号:0794-70-7137
(農業振興係)
電話番号:0794-63-1928
(農地整備係)
電話番号:0794-63-1928
(共通)
ファックス:0794-63-2614

メールフォームによるお問い合わせ