アトツギイノベーション創出支援事業
これまでの状況が通用しない状況の中、次世代の県経済の担い手育成を進めるためには、企業の後継者が、先代から引き継いだ有形・無形の経営資源を活用して、本業の変革や新市場への参入などに挑戦する「ベンチャー型事業承継」を促進する必要があります。
ついては、市内各地で活躍するアトツギを発掘しアトツギによるコミュニティを形成、また、意欲の高いアトツギに対して新規事業のビジネスプラン策定を支援することで、イノベーション創出に向けた機運を醸成するとともに、地域に根差す企業の持続的発展や地域経済の活性化に資する”地域発イノベーション”が生まれる仕組みづくりを行います。
アトツギイノベーション創出支援プログラム「HOJO」
5年後、10年後の会社を見据えて新たな挑戦に踏み出そうとしている「アトツギ(後継者・後継予定者)」に特化した新規事業開発支援プログラムです。会社の強みを見極め、アイデアを磨き上げていく中で、ご自身が熱狂できるビジネスに進化させていくプロセスを徹底的にサポートします。
〈「HOJO」の由来〉
HOJO(豊穣/ほうじょう)には、アトツギが未来の会社の収益の柱となる新たなビジネスの種を撒く取り組みであること、そして「五穀豊穣」のように、ひょうご五国の未来に実りをもたらすアトツギの挑戦を応援したいという願いが込められています。
対象事業
新しいビジネスモデル、新しい市場への参入、自社技術の用途開発、新しく始めるサービス、新商品、自社ブランドの展開、業態転換など。
対象者のイメージ/事例
- 既存事業のノウハウとネットワークを活用して、全く違う対象に向けて新しいサービスを始めたい。
- これまで国内のみで展開していた事業で、商品・サービスをカスタマイズし、海外市場に参入したい。
- 自社の独自技術を、新たな市場で用途を開拓したい。
- これまで小売業だったが、業態転換し、全国に商圏を拡げたい。
- 自社の業務改善を目的に構築したシステムを、新たなサービスとして販売したい。
- 地域での知名度や信頼をベースに、新たなサービスを開始したい。
- 業界の課題を解決するために、テクノロジーを活用したサービスを開始したい。
- これまで下請けとして培ったノウハウで、自社ブランドを展開したい。
- 独自開発した機能性素材で、医療分野に参入したい。
プログラムの特徴
1. 先輩アトツギ・事務局による伴走支援
全国の先輩アトツギ・外部専門家による経験シェア、事務局のフォローアップによる徹底的に支援。
2. メディア露出支援・ピッチイベント支援
取組みのPRや認知拡大のためのメディア露出の支援やピッチイベント出場に向けた支援
3. アトツギコミュニティとの交流
挑戦するアトツギ同士が切磋琢磨する環境、支援機関と接点を持つことができる場の提供
対象者
・県内に本社を構える企業のアトツギ(後継者、承継予定者)
※39歳以下の方を優先する。経営者の方は原則承継5年以内であること
・家業の経営資源を活かし、これまでになかった価値や売上を生み出したい方
※応募多数の場合は審査の上、参加者を決定する場合がございます。
更新日:2025年06月30日