本編 2（近世）

更新日：2022年02月27日

平成15年3月刊行 7,000円 残部有り

本編 2（近世）

小野市史 第二巻 本編 2

御百姓と辛苦を共にした為政者。闊達で安定した平和な時代の正しい近世（江戸時代）の地域史。自然と共存し、発達した当地の農村。
この時代、小野の地域は諸産業が発達し、播磨内陸の流通・経済の一大拠点であった。

目次

第一章 近世小野の領主支配

  • 第一節 豊臣秀吉の東播磨支配
  • 第二節 池田輝政の播磨支配
  • 第三節 幕府・諸藩の領知と支配
  • 第四節 一柳家とその家臣団
  • 第五節 小野藩の成立と陣屋町
  • 第六節 藩政の展開と末栄の政治

第二章 農村社会と村人の生活

  • 第一節 土地と年貢
  • 第二節 村役人と村支配
  • 第三節 小野地域の村の地誌
  • 第四節 村社会と百姓
  • 第五節 用水・山野の用益と新田開発

第三章 商品経済の発展と地域社会の変貌

  • 第一節 加古川舟運
  • 第二節 商品生産と流通
  • 第三節 豪農・豪商の成長

第四章 くらしと文化

  • 第一節 藩の教育と教化
  • 第二節 寺社と興行
  • 第三節 町在の学芸と医療

第五章 近世社会の動揺

  • 第一節 加古川筋大一揆
  • 第二節 新しい地域秩序の模索
  • 第三節 幕末小野藩の政治情勢

別録

史料にみる家の由緒

付図

  • 正保播磨国絵図（部分）解読図
  • 小野市域領知変遷図

本巻監修者

大山喬平 京都大学名誉教授

本巻執筆者

  • 野田泰三 京都大学大学院文学研究科助手
  • 柴田 一 就実女子大学学長
  • 原田誠司 兵庫教育大学助教授
  • 今井修平 神戸女子大学教授
  • 竹下喜久男 佛教大学教授
  • 石野茂三 小野市史編纂リーダー

本の体裁

  • A5判 850ページ 用紙は高級上質中性紙
  • 徳上製本（背本金、天代用金）装丁は高級織物使用 貼箱入

価格

7,000円