こんにちは市長です

2023年2月8日(水曜日)
小野市長7期目の就任にあたり

2月5日(日曜日)投開票が行われた「小野市長選挙」において、多くの市民の皆様方のご信任を賜り、7期目の小野市政を担当させていただくこととなりました。この場をお借りして、衷心より感謝申し上げます。
民間の感覚と感性をもって「小野市を変える」との思いで市政に邁進し、あっという間に24年が過ぎ、人生でこんなに短く感じたことはありませんでした。昭和29年に小野市が発足して以来、歴代5人の市長のうち実に3人もの市長が任期途中でその職を辞するという異常事態に、小野市を再生したい、小野市を変えたいという思いで出馬したことを、今でも鮮明に記憶しています。
市長就任当初から「行政も経営」であり「より高度でより高品質なサービスをいかに低コストで提供するか」を追求することが行政の使命であると基本理念に掲げ、その4つの柱の「顧客満足度志向」「成果主義」「オンリーワン」そして「先手管理」を基軸とし、行政の組織や仕事の仕組みを変え、様々な施策を展開してきたことはご承知の通りであります。
小野市も少しは変わったとのご意見もいただいておりましたが、世の中が絶えず変容し続けている中にあっては、少しでも満足した時から劣化は始まるものであります。ロシアのウクライナ侵攻による経済不安や新型コロナウイルスによる生活形態の変化など、時代の大きな転換期において、この度、改めて「もっと小野市を変える」という不変の信念をもって、市民の皆さんの判断を仰ぎたいと決意しました。
多選批判や世代交代などご意見もありましたが、首長は組織をまとめる強いリーダーシップと実行力が不可欠であり、重要なのは「何を成し得たか」そして「何を成し得るか」、つまり「成果こそが全てに優先する」ものであり、まさに「見える成果の実践」に取り組んできた経験と実績を評価いただき、これからも小野市政の舵取り役として託していただけたものと感じております。
市民が元気で「躍動するまち・持続可能なまちおの」の実現に向けて、変わらぬ“3つの意”、すなわち「熱意」「創意」「誠意」をもって「もっともっと小野市を変える」という強い思いで、引き続き市政を担当させていただく所存でありますので、今後ともご理解、ご協力をお願い申し上げます。