こんにちは市長です

2023年6月7日(水曜日)
青野原駐屯地創設47周年記念行事(青野祭)に出席!

先月の25日、青野原駐屯地創設47周年記念行事(青野祭)に出席しました。青野原駐屯地では毎年開催される恒例行事ですが、新型コロナの影響で令和2、3年と中止、昨年は関係者のみの開催であったため、実に4年ぶりの一般公開となり、駐車場待ちの渋滞ができるほど多くの来場者で賑わっていました。
陸上自衛隊青野原駐屯地は、自衛隊発足後の昭和51年に「第8高射特科群」の新編とともに創設され、「03式中距離地対空誘導弾(中SAM)」を主装備とし、大阪、兵庫周辺の防空を担っています。「青野祭」では駐屯する約600人の隊員などが参加する中、式典や観閲行進、音楽隊による音楽演奏、日ごろの隊員の成果を披露する格闘・訓練展示があり、普段見ることができない自衛隊の一面を見ることができます。

自衛隊は「日本の平和と独立を守り、国の安全を保つ」ために活動されていますが、台風などの風水害や地震による被害などの災害派遣も重要な任務の一つであります。小野市は、平成16年10月の台風23号で甚大な被害が生じ知事要請による自衛隊の災害派遣がありましたが、その教訓を生かし、緊急時により迅速に市民の救助活動等を進めるため、市長から駐屯地に直接要請することも市の防災計画に示しております。
“災害は忘れた頃にやって来る”ではなく“忘れる前にやって来る”時代にあります。「悲観的に準備をし、楽観的に対応する」を防災の基本とし、災害時の要となる自衛隊と市との連携の重要性を、昨年12月に着任された青野原駐屯地初の女性司令である栗田千寿・一等陸佐と改めて確認したところです。まもなく雨期に入りますが、市民の皆様も今一度防災に向けた再点検をお願いします。