脳脊髄液減少症について

更新日:2022年01月15日

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脳脊髄液減少症とは

「脳脊髄液減少症」は、交通事故やスポーツ外傷等の後に、脳脊髄液が漏れ出し減少することによって、起立性頭痛などの頭痛、頸部痛、めまい、倦怠、不眠、記憶障害などの様々な症状を呈します。
この疾患については、未だ統一的な診断や治療の基準が確立されておらず、国において診断基準等を検討するための研究班が設置されるなど、医学的な解明が進められている段階にあります。
一方で、事故等の後遺症として、通常の生活を送ることに支障が生じているにもかかわらず、周りの人から怠慢である等の批判を受け、十分な理解が得られなかったことなどの事例も指摘されています。

平成23年10月に厚生労働省研究班(脳脊髄液減少症の診断・治療の確立に関する調査研究)が脳脊髄液漏出症の画像診断基準等を公表しました。研究班は診療指針の作成を目指し取組を続けています。

また平成28年4月から、硬膜外自家血注入療法(ブラッドパッチ療法)が保険適用となっています。

相談窓口、兵庫県内において診療可能な医療機関

兵庫県Webサイトに掲載されています。

脳脊髄液減少症に関する情報のリンク

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