「梅毒」が増加しています

更新日:2023年04月03日

近年、梅毒が増加しています。

梅毒とは

梅毒は、梅毒トレポネーマという細菌により引き起こされる全身性の疾患です。

感染が起きた部位(陰部、口唇部、口腔内、肛門等)と直接接触することによって感染する性感染症のひとつです。

早期の薬物治療で完治できますが、検査や治療が遅れたり、治療せずに放置したりすると、脳や心臓に重大な合併症を起こすことがあります。

症状

第1期(感染後約3週間)

初期には、感染がおきた部位(主に陰部、口唇部、口腔内、肛門等)にしこりができることがあります。また、股の付け根の部分(鼠径部)のリンパ節が腫れることもあります。

第2期(感染後数カ月)

手のひら、足の裏、体全体にうっすらと赤い発疹が出ることがあります。(バラ疹)

晩期顕性梅毒(感染後数年)

皮膚や筋肉、骨などにゴムのような腫瘍(ゴム腫)が発生することがあります。また、心臓、血管、脳などの複数の臓器に病変が生じ、場合によっては死亡に至ることもあります。

感染を予防するために

性行為の際に、コンドームを使用することが有効ですが、症状のある部位によっては、コンドームで覆うことができないため、完全に予防できないこともあります。

感染の心配がある時は、検査を受けて感染しているかどうかを知ることが大切です。

感染した場合は、早く治療することにより症状の悪化を防ぎ、また、パートナーへの感染を防ぐことができます。

気になるときは必ず検査を受けましょう

梅毒に感染しているかどうかを症状だけで判断することは難しいため、気になるときは血液検査を受けましょう。

加東健康福祉事務所では、無料・匿名で検査を受けることができます。

詳しくは下記をご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先

市民福祉部 健康増進課
〒675-1380 兵庫県小野市中島町531番地
電話番号:0794-63-3977
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