インフルエンザに注意しましょう
インフルエンザが流行しています。
マスクの着用や手洗いなどの予防対策を十分に行いましょう。
インフルエンザ注意喚起リーフレット (PDFファイル: 406.1KB)
インフルエンザについて
インフルエンザウイルス(主にA型、B型)に感染することによって起こります。
特に、高齢者、乳幼児、妊婦、基礎疾患のある方(慢性の心臓・肺・腎臓の疾患、糖尿病など)は、肺炎等を併発すると重症化しやすいため注意が必要です。
感染経路
- 感染した人のくしゃみや咳などで飛び散ったウイルスを吸い込む
(くしゃみによる飛沫(ひまつ)は2メートル飛びます) - 空気中に漂うウイルスを吸い込む
(ウイルスは換気の悪い部屋や乾燥した部屋では長時間空気中を漂います) - ウイルスのついた手で目や口を触る
(手についたウイルスはドアノブやスイッチなどに付着することがあります)
潜伏期間と症状
潜伏期間は1~3日で、通常は2~7日で治癒します。
症状は、38℃以上の発熱、悪寒、頭痛、鼻づまり、のどの痛み、咳などの呼吸器症状、筋肉痛や全身倦怠感などの全身症状が現れます。
※比較的急速に38℃以上の発熱があり、全身の倦怠感がある場合はインフルエンザに感染している可能性があります。
- 咳、のどの痛み、急な発熱など、インフルエンザの症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
- 受診の際には、マスクを着用するなど咳エチケットを守り、感染を広げないように注意していください。
予防のポイント
- 手洗いをしましょう
※指先や指の間、親指の周り、手首には汚れが残りやすいので気を付けて洗いましょう- 帰宅時や調理の前後、食事前、トイレの後など、石けんでこまめに洗い、流水で十分に流す
- 手洗い後は、清潔なタオルやペーパータオルでよく水分を拭き取り、乾かす
- アルコール製剤による手指消毒も感染予防には効果的です
- 十分な休養、バランスの良い食事を心がけましょう
- 過労をさけて十分に睡眠をとるように心がける
- バランスのとれた食事により身体の抵抗力を高めることも大切です
- 人混みや繁華街への外出を控えましょう
- 外出する場合はマスクを着用し、人混みや繁華街にいる時間は極力短くする
- インフルエンザ発症前と発症してから3~7日間はウイルスを排出するので、その間の外出は控える
- 外出時にはマスクを着用しましょう
- マスクは、鼻と口の両方を確実に覆い、フィットするよう調節する
※鼻の部分に隙間がある場合やあごが大きく出ている場合は、予防効果がありません
- マスクは、鼻と口の両方を確実に覆い、フィットするよう調節する
- 部屋の換気、また加湿器などを使用して適度な湿度を保ちましょう
- 換気を行うことで室内のウイルスの濃度を下げることができる
- 加湿器などを利用して適切な湿度(50~60%)を保持し、鼻やのどを乾燥させない
- 咳のエチケットを心がけましょう
- 咳やくしゃみを他の人に向けて発しない
- 咳やくしゃみが出る時は不織布製マスクを正しく着用する
- 手のひらで咳やくしゃみを受けた時はすぐに手洗いをする
- 基礎疾患のある方は、インフルエンザに感染した場合の対応について、かかりつけ医師などと、日頃からよく相談しましょう
参考
受診先がわからないときは兵庫県医療機関情報システム(外部リンク)をご利用ください。
県内のインフルエンザに関する情報は兵庫県感染症情報センター(外部リンク)にて、毎週金曜日に更新し、公開されています。
更新日:2024年03月22日