熱中症に注意しましょう

更新日:2024年04月05日

夏期の気温・湿度が高い中でマスクを着用すると、熱中症のリスクが高くなるおそれがあります。新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」においても熱中症の予防に取り組みましょう。

熱中症

汗をかいて調子が悪そうな男性のイラスト

高温多湿の環境下で、体内の水分や塩分バランスが崩れたり、体温調節機能がうまく働かないことにより、体内に熱がたまり様々な障害が起こります。

症状

頭痛に悩まされる女性のイラスト
熱中症の主な症状一覧
軽度 めまい・立ちくらみ、筋肉痛や大量の発汗
中度 頭痛、吐き気、倦怠感、虚脱感
重症 意識がない、けいれん、高体温(身体に触ると熱い)、呼びかけに対し返事がおかしい、まっすぐ歩けない・走れない

熱中症かなと思ったときの対応

  1. 涼しい日陰や冷房の効いた部屋に移動しましょう。
  2. 衣服をゆるめ安静にし、保冷剤や氷、冷たいタオルで身体(首・わきの下・太もものつけ根など)を冷やしましょう。
  3. 飲めるようであれば、水分・塩分を少しずつ頻回に補給しましょう。
  4. 自分で水分を摂取できない場合や、意識がない、けいれんがある、まっすぐに歩けない、などの症状があるときは、すぐに医療機関を受診しましょう。

「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント

  1. 暑さを避けましょう
    • エアコンを利用する等、部屋の温度を調節
    • 感染症予防のため、換気扇や窓解放によって換気を確保しつつ、エアコンの温度設定をこまめに調整
    • 暑い日や時間帯は無理をしない
    • 涼しい服装にする
    • 急に暑くなった日等は特に注意する
  2. 適宜マスクをはずしましょう
    • 気温・湿度の高い中でのマスク着用は要注意
    • 屋外で人と十分な距離(2メートル以上)を確保できる場合には、マスクをはずす
    • マスクを着用している時は、負荷のかかる作業や運動を避け、周囲の人との距離を十分にとった上で、適宜マスクを外して休憩を
  3. こまめに水分補給しましょう
    • のどが渇く前に水分補給
    • 1日あたり1.2リットルを目安に
    • 大量に汗をかいた時は塩分も忘れずに
  4. 日頃から健康管理をしましょう
    • 日頃から体温測定、健康チェック
    • 体調が悪いと感じた時は、無理せず自宅で静養
  5. 暑さに備えた体作りをしましょう
    • 暑くなり始めの時期から身体が暑さに慣れるよう適度な運動を
    • 「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度で毎日30分程度
    • 水分補給は忘れずに、無理のない範囲で
  6. 高齢者、子ども、障がい者の方々は、熱中症になりやすいので十分に注意しましょう。3密(密集、密接、密閉)を避けつつ、周囲の方からも積極的な声かけをお願いします。

熱中症は予防が大切です

熱中症の約半数は、室内でおきています。

  • 室内の温度・湿度をこまめに測る。
  • 室温が上がりにくい環境の確保する。(遮光カーテン、すだれ、打ち水など)
  • 室温が上がったら、窓を開けたり、扇風機・エアコンをかける。
  • シャワーやタオルで体を冷やす
  • のどがかわいていなくても、こまめに水分を補給する。
    (就寝前にもコップ1~2杯の水を飲みましょう。)

気温が高い、湿度が高い、風が弱いといった日は特に注意が必要です。

  • 涼しい服装(吸湿性と通気性のあるもの)で、外出時には日傘や帽子を利用する。
  • 暑い時は不要な外出を避け、無理をしない。
  • 外を歩くときは日陰を選び、こまめに休憩をとる。
  • 運動をして汗をかいた時は、塩分やスポーツドリンクを。
    (水だけをたくさん摂取していると、血液中のナトリウム濃度が低下し、倦怠感やこむらがえりが起こることがあります。)
  • 冷却シート(首にまくタイプなど)を活用しましょう。

普段から…体調と服薬の管理をしっかりしましょう。

  • 十分な睡眠をとる。
  • 1日3食、栄養バランスのよい食事を。
  • 持病があり薬を飲んでいる人は、暑い場所での活動を減らすことも大切です。
  • 緊急時・困った時の連絡先を確認しておきましょう。

関連ファイル

つぎは、各省庁による熱中症に関するページです。

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