セアカゴケグモにご注意ください
平成25年7月、市内ゴミステーションのドラム缶の中で、セアカゴケグモ1匹を発見しました。(右写真)
セアカゴケグモは有毒の小型クモで、平成7年に大阪府で発見されて以降、国内の多くの場所で発見されており、国内に居着いてしまっているため、現在はあちらこちらの身近な場所に生息している可能性があります。
攻撃的なクモではないため、不用意に触らない限り咬まれることはありませんが、次の点には気をつけましょう。
セアカゴケグモの特徴
- 体長は足を除くと1センチメートル程度で、足を含めると3センチメートル程度になります。
- 体が黒で、背中に赤い帯状の模様
- 腹部が丸い
- 腹部の赤い砂時計模様
主な生息場所
- 屋外のブロックやプランター
- 排水溝の側面
- 庭石隙間やくぼみ
- フェンスの基部等
留意点
- 攻撃的なクモではないので、素手で触らない限り咬まれることはありません。万が一咬まれたら、咬まれた箇所をすぐに水で洗って清潔にし、医療機関に相談してください。
- 毒を持っていますが、過去に国内で咬まれた事案の中で重症事例はありませんので、パニックに陥らないでください。
- 外での作業時には、なるべく軍手などの手袋を使用してください。
- 発見した場合、市販の殺虫剤、あるいは踏みつぶす(卵は必ず踏みつぶす)ことで容易に駆除できます。駆除したクモを処理するときは、手袋を着用してください。
- もともと熱帯地方に生息していたクモなので、寒い時はじっとしていますが、暖かくなると活動をはじめます。また、暖かい場所を好みます。
更新日:2022年01月19日