小野市水道事業会計の決算

令和4年度の水道事業会計の決算を報告します。

令和4年度の経営状況は、給水収益が前年度に比べ1．2％の減となったほか、資産の除却に伴う長期前受金戻入の減及び固定資産売却益の減等により、収入全体では前年度に比べ2．9％の減となりました。
支出においては、電力料金の高騰に伴う動力費の増等があったものの、新型コロナウイルス感染症対策として実施した水道料金免除施策の終了に伴う特別損失の減により、前年度に比べ1．6％の減となりました。
その結果、当年度は純利益237,404千円となりました。

建設事業では、前年度に引き続き、配水管新設工事及び布設替工事等を行ったほか、河合浄水場整備事業を実施し、令和5年1月17日に運転を開始しました。
また、老朽配水管布設替工事など配水管等約1．2キロメートルの改良を行いました。

今後の経営状況は、給水人口の減少や節水機器の普及などにより、水需要の減少傾向が見込まれ、厳しい財政運営が予想されますが、引き続き健全な経営を維持できるよう努力してまいります。