小野市下水道事業会計の決算

令和4年度の下水道事業会計の決算を報告します。

令和4年度の経営状況は、水洗化戸数に大きな伸びはなく、有収水量については前年度と比べて1．3％減少し、依然として厳しい状況が続いています。
当年度の使用料収入については、単身世帯の増加などにより排水戸数は増加したものの、企業、一般家庭ともに使用水量が減少したため、全体の使用料収入は1.2％減少しました。
支出について、支払利息や減価償却費の減等により、総支出は1．6％の減となりました。
その結果、今年度の純利益は、130,217千円となり、前年度と比べて22,067千円の減少となりました。

主な事業については、雨水路整備（5箇所）を実施しました。また、道路メンテナンス事業の実施に伴いマンホール鉄蓋交換（216箇所）を行いました。

今後の経営状況は、人口減少の影響及び節水機器の普及等により使用料収入が減少する見込みです。費用については、企業債利息等が減っていく傾向にあり、純利益は確保できる見通しですが、更なる健全経営の確立を目指して鋭意努力をしてまいります。