濁りの種類

更新日:2022年03月23日

水道水の濁りには、大きくわけて赤茶色の場合と、白く濁る場合の2つがあります。

赤茶色に濁る場合

原因

水道管は、色々な部材を使用しているため、中にはどうしても鉄の部分が水に接している箇所があり、長い間の使用で腐食し鉄サビが発生します。

水道工事や漏水があったとき、又は火災などで消火栓から大量の放水が行われたときなどは、急激な水圧や水量、流れる方向の変化などにより、配水管内部に付着している鉄サビなどが出てくる場合があるためです。

対処

コップに水を取って明らかに濁りがひどいときは、飲用を控えてください。赤茶色の水は洗濯物を着色させることがありますので、ご注意お願いします。赤水が出来るときは、しばらく流してきれいになってから飲用してください。

人体への影響

鉄は人体への吸収率が低く、少量の赤水を誤って飲んでしまったとしても、大部分が排出されてしまいますので、心配はありません。

白色に濁る場合

原因

水道工事により水道管を切断した際、管の中に空気が入り込み無数の小さな泡となって水に混ざり、その泡が白く濁って見えるためです。

また、水道を勢いよく出すと蛇口部分の圧力が下がり、蛇口上部から空気を吸い込み、白く濁った状態になります。給湯器から出るお湯も同様の現象がみられます。

対処

水道水をコップに取り、しばらくして下の方から泡が消えて透明な水になる場合は、水に溶け込んだ空気の泡によるもので飲用しても問題ありません。

人体への影響

濁った原因は、水に溶け込んだ空気であるため、安全性に問題はありません。

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