受水槽(貯水槽水道)の維持管理について

更新日:2022年03月25日

貯水槽水道とは

ビルやマンションなどの大きな建物では、水道管から供給された水道水をいったん受水槽にためて、ポンプで直接または高架水槽を経由して各ご家庭に送るようになっています。
この受水槽と高架水槽を合わせた設備を「貯水槽水道」といいます。

貯水槽水道は、貯水槽の有効容量によって2種類に分類されます。

貯水槽水道の分類について
簡易専用水道 有効容量が10立方メートルを超えるもの
小規模貯水槽水道 有効容量が10立方メートル以下のもの

貯水槽水道の維持管理

簡易専用水道、小規模貯水槽水道の維持管理は、設置者が行わなければなりません。

簡易専用水道の設置者は、水道法により、毎年1回以上、定期的に水槽の清掃を行い、厚生労働省の登録を受けた検査機関の検査を受けることが義務付けられています。

小規模貯水槽水道の設置者は、簡易専用水道のように義務付けはありませんが、同様に適正な維持管理に努めてください。

貯水槽水道の維持管理について
水槽の清掃 1年に最低1回以上、専門業者に定期的に清掃を行ってもらいましょう。
施設の点検 水槽にひび割れがないか、汚水などに汚染されていないか、水槽内に異物の混入がないかなど定期的に施設の点検を行ってください。
水質検査の実施 建物内の蛇口から出る水の色や味、におい、残留塩素濃度などに注意し、異常があれば専門機関に依頼し、水質検査を実施してください。

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水道部
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