文化財保存活用地域計画

小野市では、指定・登録の有無に関わらず文化財を総合的に保存・活用するための目標や具体的な取り組み内容を定めた「小野市文化財保存活用地域計画」を作成します。
私たちの祖先は、豊かな自然環境のなかで歴史をつむぎ、文化を育んできました。これまでに受け継がれてきた歴史文化は、私たちの誇りとなっています。しか し、近年の社会情勢の変化により、少子高齢化が急速に進んでいます。それに伴い歴史文化の保存・活用はどうあるべきか、どうしていかなければならないかが 今、問われています。
このような背景のもと、市民の皆様と一緒になって、文化財を守り、活かし、未来へと継承することで、オンリーワンの小野市を創造するための計画を作成します。
令和3年度 文化財の悉皆調査と特徴把握
令和4年度 計画素案作成
令和5年度 パブリックコメント募集、計画完成、文化庁認定申請(後期)
 計画を作るためには、「どこにどのような文化財があるのか」を把握する必要があります。数ある文化財のうち、地域コミュニテイによって大切に守られているものとして仏堂が挙げられます。仏堂の中にはどのような仏像・道具・古文書等が残されているのでしょうか。
 これらを明らかにするために、好古館では区長・自治会長・文化財調査ボランティア「好古人」、神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター等の助力を得ながら、市内に所在する全ての仏堂を調査しています。
 令和3年11月 小野地区
 令和3年12月 来住・河合地区
 令和4年  1月 市場・大部地区
 令和4年  2月 下東条地区
 令和4年度     追加調査

調査の様子(神明町阿弥陀堂)

小 野市では、「小野市文化財保存活用地域計画」を作成するにあたり、公募型プロポーザルにより支援業務の受託者を選定します(※)。
希望者は次のとおり応募してください。
※受託者の募集は終了いたしました。
1.業務の概要
(1)業務名称   教文第2号 小野市文化財保存活用地域計画作成支援業務
(2)業務内容   仕様書のとおり
(3)履行期間   契約締結の日から令和4年3月31日まで
(4)予算上限額 令和3年度3,600,000円(消費税及び地方消費税額を含む)
2.スケジュール
令和3年5月24日(月曜)  公告(実施要項・仕様書等公表)
令和3年5月24日(月曜)  質問受付開始
令和3年5月31日(月曜)  質問への回答日
令和3年6月  8日(火曜)  参加資格確認結果の通知、企画提案書の受付開始
令和3年7月  2日(金曜)  プレゼンテーションの実施
令和3年7月  7日(水曜)  審査結果の通知、公表
3.実施要項・仕様書等
公募型プロポーザル実施要項<PDF>303KB
公募型プロポーザル実施要項<WORD>28KB
仕様書<PDF>446KB
仕様書<WORD>22KB
様式一覧<PDF>153KB
様式一覧<WORD>29KB
4.審査結果
公募型プロポーザルにより審査した結果、次のとおりとなりました。
・参加資格者 2社
・最優秀提案者 株式会社スペースビジョン研究所