小野藩主一柳家墓所


 

今月から、市内に点在する小野の歴史・文化を紹介する観光標柱についてシリーズで紹介します。
今回は、むかし小野におられたお殿様ゆかりの場所を取り上げます。
標柱の説明文は次のとおり。
「当 墓所は光明寺本堂西側に所在し、向かって正面には九代末延(すえのぶ)公[左]、十代末彦(すえよし)公[右]の墓、手前には十一代末徳(すえのり)公の 次女、喜久子女子の墓があります。他の藩主は、江戸在勤時に亡くなったため、東京の祥雲寺に葬られています。光明寺は、鎌倉時代後期に建立された臨済宗の 寺で、釈迦如来を本尊としています。江戸時代に小野藩主一柳家の菩提寺(ぼだいじ)となり、位牌堂には藩主十一代とその奥方の位牌がまつられています。