鯖の姿ずしと甘酒


祭りの日に食べられた鯖の姿ずし
 

秋が旬の鯖を使った郷土料理「鯖の姿ずし」と「甘酒」を紹介します。
「秋鯖は嫁に食わすな」と言われるほどおいしい一方で鮮度維持が難しく、海でとれた鯖は尾も頭もつけたまま背開きにし、塩漬けにして運ばれました。その代表的な料理「馴れずし」は作って3日目くらいが一番食べごろで、秋祭りの日には逆算して作られていたそうです。また、米の収穫を感謝するために甘酒を作り、秋祭りに供えました。さらに、赤飯・茶わん蒸し・煮しめなども作り、家族・親戚一同で食べるのが秋祭りの風物詩となっていました。