亀鶴山慶徳寺(きかくざんけいとくじ)

 

河合中町にある慶徳寺の絵はがきを紹介します。
慶徳寺は、応永8年(1401)に、河合城城主上月出雲守が建立した曹洞宗(禅宗)の寺院です。このお寺には、龍のうろこが大切に保管されています。その昔、八ヶ池に住んでいた龍が、見芳和尚様(慶徳寺をひらいた僧)のありがたい説法を熱心に聞いていたとか。その龍が人間に生まれかわる時に、感謝の気持ちとして自分の体から7枚のうろこを残していったという伝説があります。本堂正面に立っているカヤの木は、樹齢約600年の見芳和尚様の手植えの木と伝わっており、市の指定文化財(記念物)になっています。