ペダルなし二輪遊具による子どもの事故に注意

更新日:2024年08月21日

幼児の乗り物型遊具「ペダルなし二輪遊具」は、自転車に乗る前の幼児がバランス感覚を養う遊具として人気。ただし使い方によっては、思わぬ重大事故につながることもあります。ペダルやブレーキがないものがほとんどのため、思わぬ転倒等やスピードの出しすぎによる事故が発生しています。
正しく乗って、安全に楽しく遊びましょう。

ペダルなし二輪遊具とは?

・幼児用自転車と異なり、ペダルやクランク、チェーンが付いていない。
・幼児が自分でバランスを取りながら、地面を足で蹴って進む。
・自転車に乗れるようになる前に、遊びながらバランス感覚を養える乗り物型遊具。
・ブレーキがないものが主流。
・対象年齢は「おおよそ2~3歳から5~6歳」で、自転車に乗れるようになる前までくらい。
・呼び名は「トレーニングバイク」「ランニングバイク」などと呼ばれています。
商品名で「ストライダー」と呼ばれていることもあります。

どうしてブレーキがないの?

・幼児にはブレーキを握る十分な握力が備わっておらず、殆どの場合ブレーキ操作を行えないから
・ブレーキは「レバーを握る=止まる」という直感的操作でないので、幼児には非常に難しく、危険を感じた時に反射的に足で止まろうとするから。

ペダルなし二輪遊具の乗り方と注意点は?

・足を大きく動かして乗る乗り物。
・走行中にタイヤに巻き込まれる危険がある服装では乗らない。
・転倒する恐れがあるため、ヘルメットを必ず被る。

こんな場所では乗ってはいけません!

・道路、駐車場、車の往来する可能性がある場所
・急な坂道(スピードが出すぎると止まれない恐れがある)
・段差、階段など転落の危険がある場所
・危険な障害物がある場所
・プールサイドや水辺付近
・ペダルなし二輪遊具に乗ることが禁止されている場所

 

(参考:消費者庁ニュースリリース、ストライダー公式オンラインショップ記事)

ペダルなし二輪遊具

必ずヘルメットを被りましょう!

親子

子どもだけで遊ばないようにしましょう

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