○小野市消防職員の服制等に関する規則
平成11年1月7日
規則第1号
(趣旨)
第1条 この規則は、消防組織法(昭和22年法律第226号)第16条第2項の規定による小野市消防職員(以下「消防職員」という。)の服制及び消防職員に貸与する被服等(以下「貸与品」という。)に関し必要な事項を定めるものとする。
(平成14規則18・平成18規則38・一部改正)
(服制)
第2条 消防職員の服制は、別表第1のとおりとする。
(平成14規則18・一部改正)
(貸与品)
第3条 貸与品の品目、員数及び貸与期間は、別表第2のとおりとする。ただし、消防長が特別の理由があると認めたときは、員数を増減し、又は貸与期間を変更することができる。
(貸与品の着用)
第4条 貸与品の貸与を受けた消防職員は、公務を執行する場合には、貸与品を着用しなければならない。ただし、所属長の承認を受けたときは、この限りでない。
(平成14規則18・一部改正)
(保全の義務)
第5条 貸与品は、正常な状態において維持保全するものとし、譲渡、変造その他の処分をしてはならない。
(返納)
第6条 貸与期間中の貸与品は、退職、休職等の際これを返納しなければならない。
(弁償)
第7条 故意又は過失により貸与期間中の貸与品をき損、破損又は紛失した者は、実費を弁償しなければならない。
(補則)
第8条 この規則に定めるもののほか、必要な事項は別に定める。
附則
(施行期日)
1 この規則は、公布の日から施行する。
(小野市消防吏員服制規則等の廃止)
2 小野市消防吏員服制規則(昭和51年小野市規則第24号)及び小野市消防吏員給与品及び貸与品規則(昭和40年小野市規則第10号。以下「旧規則」という。)は、廃止する。
(平成14規則18・一部改正)
(平成14規則18・一部改正)
附則(平成14年3月29日規則第18号)
(施行期日)
1 この規則は、平成14年4月1日から施行する。
(経過措置)
2 この規則の施行の際現に存する消防職員の服制については、この規則による改正後の別表第1の規定にかかわらず、当分の間、これを使用することができる。
附則(平成18年9月29日規則第38号)抄
(施行期日)
1 この規則は、公布の日から施行し、第1条の規定による改正後の小野市消防本部の組織及び職務に関する規則(以下「第1条の規定による改正後規則」という。)第4条第3項の規定及び第4条の規定による改正後の小野市消防職員の階級及び職名に関する規則(以下「第4条の規定による改正後規則」という。)第2条各号の規定は、平成18年4月1日から適用する。
別表第1(第2条関係)
(平成14規則18・全改)
冬帽 | 色 | 濃紺色とする。 | ||
製式 | 男性 | 円形とし、前ひさし及びあごひもは、黒色とする。 あごひもの両端は、帽の両側において金色金属製消防章各1個で留める。 形状は、図のとおりとする。 | ||
女性 | 円形つば型とし、帽の腰回りに濃紺色又はその類似色のリボンを巻くものとする。 形状は、図のとおりとする。 | |||
記章 | 銀色金属製消防章をモール製金色桜で抱擁する。 台地は濃紺色とする。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | |||
周章 | 男性については、帽の腰回りには、黒色のななこ織を巻き、消防司令以上の場合には、じゃ腹組金線及びじゃ腹組黒色線を、消防司令補の場合には、じゃ腹組黒色線を巻くものとする。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | |||
夏帽 | 色 | 紺色とする。 | ||
製式 | 男性 | 円形とし、前ひさし及びあごひもは、紺色又はその類似色とする。 あごひもの両端は、帽の両側において金色金属製消防章各1個で留める。 天井の両側にはと目を付け、通風口とする。 腰は藤づるあみとし、滑り革には、所要の通風口を付ける。 天井の内側には、汚損よけを付ける。 形状は、冬帽と同様とする。 | ||
女性 | 冬帽と同様とする。 | |||
記章 | 冬帽と同様とする。 ただし、台地は紺色とする。 | |||
周章 | 男性については、帽の腰回りに、紺色又はその類似色のななこ織を巻くものとする。 | |||
略帽 | 色又は地質 | 濃紺色で難燃性のものとする。 | ||
製式 | キャップ型とし、前中央に「小野市消防本部マーク」を、ひさしに刺しゅうを入れる。 形状は、図のとおりとする。 | |||
防火帽 | 保安帽 | 色又は地質 | 銀色の強化合成樹脂又は堅ろうな材質とする。 | |
製式 | かぶと型とし、内部に頭部の振動を防ぐ装置を付ける。 前後部にひさしを付け、あごひもは、合成繊維とする。 形状は、図のとおりとする。 | |||
記章 | 冬帽と同様な形状のシール記章とする。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | |||
周章 | 帽の腰回りに1条ないし3条の赤色の反射線を付ける。 寸法は、図のとおりとする。 | |||
しころ | 色又は地質 | 黄色の耐熱性防水布とする。 | ||
製式 | 取付け金具により保安帽に付着させるものとし、前面は、両眼で視認できる部分を除き閉じることができるものとする。 形状は、図のとおりとする。 | |||
周章 | しころの回りに1条ないし3条の黒色の反射線を付ける。 寸法は、図のとおりとする。 | |||
冬救急帽 | 色又は地質 | 暗い灰色で、ポリエステルと羊毛との混紡糸を使用したサクソニーとする。 | ||
製式 | 前ひさしは地質と同じものとし、その表を白色の反射テープで覆う。 あごひもは、灰色のビニール製とし、その両端は、帽の両側において銀色金属製消防章各1個で留める。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | |||
記章 | 銀色金属製消防章とする。 台地は地質と同様とする。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | |||
周章 | 帽の腰回りに1条ないし3条の白色のレーヨン製あや竹リボンを巻くものとする。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | |||
盛夏救急帽 | 色又は地質 | 暗い灰色で、ポリエステルと羊毛との混紡糸を使用した霜降りトロピカルとする。 | ||
製式 | 冬救急帽と同様とする。 | |||
記章 | 冬救急帽と同様とする。 | |||
周章 | 冬救急帽と同様とする。 | |||
救助帽 | 色又は地質 | オレンジ色で難燃性のものとする。 | ||
製式 | 略帽と同様とする。 | |||
作業保安帽 | 色又は地質 | 白色の強化合成樹脂又は堅ろうな材質とする。 | ||
製式 | かぶと型とし、内部に頭部の振動を防ぐ装置を付ける。 つばなしとし、あごひもは、合成繊維とする。 形状は、図のとおりとする。 | |||
記章 | 冬救急帽と同様な形状のシール記章とする。 | |||
周章 | 帽の腰回りに銀色の反射線を付ける。 | |||
冬服 | 上衣 | 色 | 冬帽と同様とする。 | |
製式 | 男性 | 折り襟とする。 胸部は2重とし、消防章を付けた金色金属製ボタンを2行に付ける。 形状は、図のとおりとする。 | ||
女性 | 打合せを右上前とするほかは、男性と同様とする。 | |||
階級章 | 黒色の台地とし、上下両縁に金色刺しゅうを施し、中央に平織金線及び銀色消防章を付ける。 階級章は、右胸部に付ける。ただし、消防長の職にある者は、これを付けないことができる。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | |||
消防長章 | 銀色の台地とし、金色線3条及び黒色線2条を配し、中央に、いぶし銀色の桜葉及び銀磨きの桜花で囲んだはめ込みの金色消防章を配する。 消防長章は、階級章の上部に付ける。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | |||
袖章 | 黒色しま織線1条に消防司令補以上はじゃ腹組金線1条を消防士長はじゃ腹組銀線1条を表半面にまとい、その下部に消防司令以上の場合には、金色金属製と同様な形状の刺しゅう消防章を付ける。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | |||
襟章 | 左襟に、市を表徴するバッジ1個を付ける。 | |||
下衣 | 色 | 上衣と同様とする。 | ||
製式 | 男性 | 長ズボンとする。 形状は、図のとおりとする。 | ||
女性 | 長ズボン、スカート又はキュロットスカートとする。 形状は、図のとおりとする。 | |||
夏服 | 上衣 | 色 | 淡青色とする。 | |
製式 | 男性 | シャツカラーの長袖又は半袖とする。 淡青色又はその類似色のボタンを1行に付ける。 形状は、図のとおりとする。 | ||
女性 | 打合せを右上前とするほかは、男性と同様とする。 | |||
肩章 | 外側の端を肩の縫目に縫い込み、襟側を淡青色又はその類似色のボタン1個で留める。 | |||
下衣 | 色 | 夏帽と同様とする。 | ||
製式 | 冬服下衣と同様とする。 | |||
活動服 | 上衣 | 色 | 略帽と同様とし、襟、肩及び背面上部にオレンジ色を配する。 | |
製式 | 長袖とし、背面上部に消防本部名を表示する。 用途に応じ、通気性、難燃性、強度、帯電・静電防止等の機能性に配慮する。 形状は、図のとおりとする。 | |||
ズボン | 色 | 略帽と同様とする。 | ||
製式 | 長ズボンとする。 用途に応じ、通気性、難燃性、強度、帯電・静電防止等の機能性に配慮する。 形状は、図のとおりとする。 | |||
防火衣 | 色又は地質 | 防火帽しころと同様とする。 | ||
製式 | 立て襟ラグラン袖式バンド付きとする。 肩及びその前後に耐衝撃材を入れ、上前はマジックテープとし、ポケットは前面左右に各1個を付け、ふたを付ける。 背、袖先及びすそに1条の銀色反射線を付ける。 形状は、図のとおりとする。 | |||
冬救急服 | 上衣 | 色又は地質 | 明るい青みの灰色で、表面はポリエステルを、裏面はポリエステルと綿との混紡糸を使用したピッケとする。 | |
製式 |
| 台襟付きシャツカラーの長袖とし、ウエストラインにタックを入れる。 比翼仕立てとし、胸部左右に各1個、左肩下に1個のポケットを付け、胸部左右のポケットにはふたを付ける。 襟に、ポリエステルと綿との混紡糸を使用した白色のブロードの替え襟を付ける。 胸部左のポケット上部に、地質と同じ台地に消防本部名を濃い灰色糸で刺しゅうした刺しゅうネームを縫い付ける。 形状は、図のとおりとする。 | ||
肩章 | 外側の端を肩の縫目に縫い込み、白色の反射テープの肩章カバーを差し込むとともに、襟側を地質と類似色のボタン1個で留める。 | |||
階級章 | 冬服上衣と同様とし、胸部右のポケット上部に付ける。 | |||
ズボン | 色又は地質 | 冬救急帽と同様とする。 | ||
製式 | 長めのタックを入れた長ズボンとし、両もも及び左右後方に各1個のポケットを付ける。左右後方のポケットはボックスプリーツ上切替え仕立てとする。 形状は、図のとおりとする。 | |||
盛夏救急服 | 上衣 | 色又は地質 | 明るい黄みの灰色で、ポリエステルを使用したピンホールトロピカルとする。 | |
製式 | 長袖又は半袖とし、その他は、冬救急服上衣と同様とする。ただし、半袖の場合は、左肩下のポケットを付けないものとする。 形状は、図のとおりとし、図中2重斜線部分はスリット空き、背裏メッシュ仕立てとする。 | |||
ズボン | 色又は地質 | 盛夏救急帽と同様とする。 | ||
製式 | 冬救急服ズボンと同様とする。 | |||
救助服 | 上衣 | 色又は地質 | 救助帽と同様とする。 | |
製式 | カッター襟型の長袖とし、胸部左右に各1個のポケットを付ける。 形状は、図のとおりとし、図中2重斜線の部分は当て地とする。 | |||
ズボン | 色又は地質 | 上衣と同様とする。 | ||
製式 | 長ズボンとし、両ももの側面及び右後方に各1個のポケットを付ける。 形状は、図のとおりとし、図中2重斜線の部分は当て地とする。 | |||
防寒衣 | 色又は地質 | 青色又は濃紺色の合成繊維とする。 | ||
製式 | フード付きのジャンバー型とし、前立ては、ファスナーを付け、すそはゴム入り、両腰片に玉縁の雨ふた付きポケットを付ける。 形状は、図のとおりとする。 | |||
雨衣 | 上衣 | 色又は地質 | 黒色又は濃紺色の防水布とする。 | |
製式 | カッター襟型の長袖とし、前立ては、ナイロンファスナー及びボタンを付ける。 ポケットは、左右に各1個を付け、ずきん及びずきん留めは、ボタン留めとする。 形状は、図のとおりとする。 | |||
ズボン | 色又は地質 | 上衣と同様とする。 | ||
製式 | 長ズボンとする。 形状は、図のとおりとする。 | |||
ワイシャツ |
| 白色とする。 | ||
救助シャツ |
| オレンジ色とする。 | ||
手袋 |
| 白色とする。 | ||
バンド |
| 活動服及び救助服用は、それぞれの略帽と同色とする。ただし、救急服用は白色の合成皮革とする。 前金具の色は、銀色とし、中央には消防章をつける。 形状及び寸法は、図のとおりとし、救急服用は図中斜線部分に白色の反射テープを付ける。 | ||
靴 |
| 黒色の短靴とする。ただし、防火用は黒色等の編上ゴム製長靴(踏み抜き防止板を挿入する。)、救急用は黒色の短靴又は必要に応じ、黒色等の編上ゴム製長靴、救助用は黒色の編上靴とする。 | ||
消防手帳 |
| 表紙は、黒色の革製又はこれに類似するものとする。 中央上部に消防章を、その下に消防本部名を、それぞれ金色で表示し、背部に鉛筆差しを設け、その下端に長さ4.5センチメートルの黒色ひもを付け、表紙内側には、名刺入れを付ける。用紙は、恒久用紙と記載用紙とに分け、いずれも差し替え式とし、その枚数は、恒久用紙10枚、記載用紙80枚とする。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 |
備考
1 冬帽若しくは冬服及び夏帽若しくは夏服について、その一部にオレンジ色を配すること又は冬服及び夏服と併せて用いるエンブレム、ネクタイ等について、オレンジ色を基調とすることにより、冬服及び夏服等の一部にオレンジ色を配するものとする。
2 冬服及び夏服に併せて、必要に応じ、ベストを着用することができる。
3 夏服の襟については、開襟(小開き式)をもって、シャツカラーに代えることができる。
4 活動服については、ファスナーをもって、ボタンに代えることができる。
5 消防手帳については、消防章、消防本部名及び図消防手帳の部中恒久用紙に表示された事項を表示したカードをもって、これに代えることができる。
6 形状に関する図で示しているポケット、ボタンの数及び位置については、図と異なるものとすることができる。
図(数字は寸法を示し、単位はミリメートルとする。)
冬帽及び夏帽
男性 | 女性 | ||
側面 | 正面 | 側面 | 正面 |
記章 | |||
周章 | |||
| |||
略帽及び救助帽
正面 | 側面 |
防火帽
保安帽 | |
裏面 | 正面 |
側面 | |
記章 | しころ |
冬及び盛夏救急帽
正面 | 側面 |
あごひも | |
記章 | |
保安帽、しころ及び救急帽につける階級周章
作業保安帽
冬服
上衣 | ||
後面 | 前面 | ボタン |
階級章
消防司令補 |
|
| |
消防士長 | 消防監 |
消防副士長 | 消防司令長 |
消防士 | 消防司令 |
消防長章
冬服袖章
消防司令長 | 消防監 |
|
|
|
| ||
消防副士長 消防士 | 消防士長 | 消防司令補 | 消防司令 |
冬服及び夏服
下衣 | ||
ズボン | スカート | キュロットスカート |
夏服
上衣 | |
後面 | 前面 |
活動服
後面 | 前面 | ズボン |
防火衣
後面 | 前面 |
冬救急服
上衣 | |
後面 | 前面 |
盛夏救急服
上衣 | |
長袖 | |
後面 | 前面 |
半袖 | ||
後面 | 前面 | 冬及び盛夏救急服ズボン |
救助服
ズボン | 後面 | 前面 |
防寒衣
後面 | 前面 |
雨衣
ズボン | 上衣 |
バンド
消防手帳
別表第2(第3条関係)
(平成14規則18・全改)
品目 | 員数 | 貸与期間 | |
冬帽 | 1個 | 4年 | |
夏帽 | 1個 | 4年 | |
略帽 | 1個 | 2年以内 | |
防火帽 | 保安帽 | 1個 | 8年 |
しころ | 1枚 | 8年 | |
冬救急帽 | 1個 | 2年 | |
盛夏救急帽 | 1個 | 2年 | |
救助帽 | 1個 | 2年 | |
作業保安帽 | 1個 | 8年 | |
冬服 | 上衣 | 1着 | 4年以内 |
下衣 | 1着 | 4年以内 | |
夏服 | 上衣 | 1着 | 3年以内 |
下衣 | 1着 | 3年以内 | |
活動服 | 上衣 | 1着 | 2年以内 |
ズボン | 1着 | 2年以内 | |
防火衣 | 1着 | 8年 | |
冬救急服 | 上衣 | 1着 | 3年 |
ズボン | 1着 | 3年 | |
盛夏救急服 | 上衣 | 1着 | 3年 |
ズボン | 1着 | 3年 | |
救助服 | 上衣 | 1着 | 2年 |
ズボン | 1着 | 2年 | |
防寒衣 | 1着 | 5年以内 | |
雨衣 | 上衣 | 1着 | 4年 |
ズボン | 1着 | 4年 | |
救助シャツ | 1着 | 1年 | |
手袋 | 1双 | 1年 | |
バンド | 1本 | 2年 | |
短靴 | 1足 | 2年 | |
編上ゴム製長靴 | 1足 | 2年 | |
編上靴 | 1足 | 5年以内 | |
ネクタイ | 1本 | 2年 | |
警笛(鎖付き) | 1個 | 5年 | |
消防手帳 | 1組 |
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階級章 | 1個 |
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市消防章 | 1個 |
| |
消防長章 | 1個 |
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