○勤務条件に関する措置の要求に関する規則

昭和32年8月23日

公平委員会規則第2号

(趣旨)

第1条 この規則は、地方公務員法(昭和25年法律第261号。以下「法」という。)第48条の規定に基づき、職員の勤務条件に関する措置の要求及び審査、判定の手続並びに審査、判定の結果とるべき措置について必要な事項を定めるものとする。

(平成11公平委規則1・一部改正)

(勤務条件に関する措置の要求)

第2条 職員が法第46条の規定により勤務条件に関する措置の要求(以下「措置の要求」という。)をしようとするときは、書面でしなければならない。

2 前項の書面(以下「措置要求書」という。)には、次の各号に掲げる事項を記載し、措置の要求をしようとする職員が署名押印して正副各1通を適切な資料とともに公平委員会に提出しなければならない。

(1) 措置の要求をしようとする職員の職、所属部課、氏名及び生年月日

(2) 要求すべき措置

(3) 措置の要求をしようとする理由

(4) 措置の要求をしようとする職員又はその者の属する職員団体が要求すべき措置について、すでに当局と交渉(法第55条第11項の不満の表明及び意見の申出を含む。以下同じ。)を行つた場合にあつては、その交渉経過の概要

(5) 要求の年月日

(平成11公平委規則1・一部改正)

(措置の要求の調査等)

第3条 措置要求書が提出されたときは、公平委員会は、その記載事項及び添付資料並びに要求すべき措置等について調査しなければならない。この場合において適当と認めるときは、公平委員会は、関係当事者に対し要求すべき措置について交渉を行うよう勧めるものとする。

(平成11公平委規則1・一部改正)

(審査)

第4条 公平委員会は、事案の審査のため必要があると認めるときは、措置の要求をした職員(以下「要求者」という。)その他事案に関係がある者を喚問してその陳述を求め、これらの者に対し書類又はその写しの提出を求め、その他事実調査を行うものとする。

(平成11公平委規則1・一部改正)

(要求の取下げ)

第5条 要求者は、公平委員会が事案について判定を行うまでの間は、いつでも措置の要求の全部又は一部を取り下げることができる。

2 前項の要求の取下げは、書面で行わなければならない。

(平成11公平委規則1・一部改正)

(審査の打切り)

第6条 公平委員会は、要求者の死亡、所在不明等により事案の審査を継続することができなくなつたと認める場合、又は関係当事者における交渉による事案の解決、要求の事由の消滅等により事案の審査を継続する必要がなくなつたと認める場合においては、事案の審査を打ち切ることができる。

(平成11公平委規則1・一部改正)

(判定)

第7条 公平委員会は、審査を終了したときは、速やかに判定を行い、判定書を作成してその写しを要求者に送付するものとする。

2 判定書には、次の各号に掲げる事項を記載し、各委員が記名押印するものとする。

(1) 主文

(2) 理由

(3) 判定の年月日

(平成11公平委規則1・一部改正)

(勧告)

第8条 公平委員会は、判定の結果、必要があると認める場合においては、当局に対し書面で必要な勧告をしなければならない。この場合において、その書面の写しを同時に要求者に送付するものとする。

(平成11公平委規則1・一部改正)

(補則)

第9条 この規則に定めるもののほか、審査手続等について必要な事項は、公平委員会が定める。

(平成11公平委規則1・一部改正)

この規則は、昭和32年8月1日から施行する。

(平成11年4月9日公平委規則第1号)

この規則は、公布の日から施行する。

勤務条件に関する措置の要求に関する規則

昭和32年8月23日 公平委員会規則第2号

(平成11年4月9日施行)

体系情報
第3編 選挙・監査・公平/第3章 公平委員会
沿革情報
昭和32年8月23日 公平委員会規則第2号
平成11年4月9日 公平委員会規則第1号