台風の基本的なお話

更新日:2022年04月01日

台風とは?

南の海上で発生した渦を巻く台風の写真

南の海上で積乱雲の群れが
渦を巻いて発生した『熱帯低気圧』のうち、
中心付近の最大風速が秒速17メートルを超えるものを言います。

台風が多く発生する月は?

平均的に8月、9月、7月の順に多いです。

最大風速と瞬間最大風速の違いは?

風向、風速は絶えず変化しており、瞬間値と平均値があります。
瞬間的な風速の最大値を瞬間最大風速、10分間の平均風速の最大値を最大風速といいます。

台風の強さの表現は?

最大風速秒速17メートル~秒速33メートル 単に台風と呼びます。
(今までは弱いとか並みのという表現がありましたが、風が強くなくても、雨による被害が大きい場合があり、弱いとか並みのという表現はなくなりました。)

台風の強さの表現の詳細
強い台風 秒速33メートル ~ 秒速44メートル
非常に強い 秒速44メートル ~ 秒速54メートル
猛烈な 秒速54メートル 以上

小野市で最も大きな被害を及ぼした台風は?

昭和40年9月10日兵庫県南部(姫路市付近)に上陸した台風23号で最大瞬間風速秒速45.5メートル(小野市の小学校観測)で、その前後の秋雨前線(9月9日から17日まで)などで560ミリメートルの雨量を観測しました。

暴風警報は?

陸上で 秒速20メートル 以上、海上で 秒速25メートル 以上の風が予想されるときに 発令されます。

風の強さと被害の程度は?

風の強さと被害の程度の詳細
風力 風速(メートル毎秒) 現象
5 8 ~ 10.7 葉のある木がゆれ、池の水面に波頭が立つ
6 10.8 ~ 13.8 大きな枝が動き、傘がさしにくくなる。電線が鳴る。
7 13.9 ~ 17.1 木全体がゆれだす。風に向かって歩きにくい。
8 17.2 ~ 20.7 風に向かって歩けない。木の小枝が風で折れる。
9 20.8 ~ 24.4 人家にわずかの損害が起こる。(煙突が倒れ、瓦がはがれる。)
10 24.5 ~ 28.4 陸地の内部では珍しい。樹木が根こそぎになる。
人家に大損害が起こる
11 28.5 ~ 32.6 めったにおこらない。広範囲の破壊を伴う。
12 32.7 以上  

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