のどに物を詰めてしまった場合
のど詰めで死亡事故につながる場合もあります
全国的にのど詰めによる死亡事故の報道があります。
小野市内でものどに物を詰めて救急車が呼ばれることがあります。
特に、年末年始はお餅を食べる機会が増え、のど詰め事故が起こる可能性が高くなるため、注意が必要です。

のどに物を詰めてしまった場合は、左のようなポーズをとり、周りの人にアピールします。
また、左のようなポーズをしている人がいた場合は、のどに物を詰めてしまった可能性があります。
すぐに下記の応急処置を実施してください。
のどに物が詰まった場合の応急処置
傷病者に反応(意識)がある場合
まず119番通報し、救急車を要請してから、下記の応急処置を実施してください。
※咳ができるようであれば、できる限り咳をさせてください。
背部叩打法(成人)

- 傷病者を自分のほうにむけて横向きにします。
- 手の付け根で肩甲骨の間を、
異物がとれるか反応が無くなるまで何回も強くたたきます。

立位や坐位でする方法もあります。
背部叩打法(乳児)

- 手のひらで顔を支えながら、乳児を片手の上に乗せます。
- もう片方の手の付け根で背中の真ん中を
物がとれるか反応が無くなるまで強く何回もたたきます。
傷病者に反応(意識)がない場合/(処置中に無くなった場合)
年齢に関係なく、ただちに心肺蘇生法を実施してください。
のど詰め事故を防ぐための注意点
- 肉やお餅など、のどに詰まりやすいものは、小さく切って食べましょう
- 食事中は、高齢者や小さな子どもから目を離さないようにしましょう
- 口の中に物(飴、ピーナツなどが詰まりやすい)を入れたまま遊ばないようにしましょう
更新日:2024年10月15日