スズメバチにご注意ください。

更新日:2022年02月28日

スズメバチに刺される事案が多発しています。
スズメバチに刺されないように注意してください。

空中を飛んでいるスズメバチを警戒し、片膝をついてしゃがむ男の子のイラスト

スズメバチに刺されないために

スズメバチの刺傷被害の大半は8月~10月の3ヶ月間に発生しています。

  • スズメバチの巣に近づかない。巣は軒下や木の枝だけではなく、地面にも作ることがあるため、注意してください。
  • スズメバチが回りで飛び交っているのはスズメバチが警戒している証拠です。静かにその場を離れましょう。
  • スズメバチを手や棒で追い払うと興奮して攻撃してきます。追い払わずに逃げましょう。
  • 草刈りをしているとハチに刺されることが多くあります。
  • ハチは集団で動く場合は興奮しやすく、攻撃的になります。集団で移動するときは特に注意しましょう。

ハチに刺されたときの症状

一般的な症状

  • 激しい痛みと刺された場所が赤く腫れる。
  • 痛みが取れた後も腫れや痛みがのこる。

軽症

蕁麻疹、体のだるさ、息苦しさを感じる。

中等症

  • 喉が詰ったような感じや胸苦しさを感じる。
  • 口の渇き、腹痛、下痢、嘔吐、頭痛、めまい

重症

  • 意識がもうろうとする。
  • さらに悪化すると、痙攣、意識消失、血圧の低下がみられる。
  • アナフィラキシーショックを起こし死亡することがある。

※ショック症状が現れる時間が短いほど危険性が高い。

アナフィラキシーショック

アナフィラキシーショックとは、薬物等のアレルギー反応で極めて短時間(数分~30分以内)に起きる呼吸困難や血圧低下などの生死に関わる重篤な症状を伴うものをいいます。
ハチ刺されによる死亡例は、ほとんどがアナフィラキシーショックによる血圧の低下と上気道の浮腫による呼吸困難が原因です。
ショック症状は、顔を含む頭部や頸部を刺された場合に多く発症し、極めて短時間(刺傷後数分~10数分)で症状が現れます。

ハチに刺されたら、落ち着いて次のように行動してください。

刺された場所が巣の近くなら、速やかに巣から離れてください!!
1匹のハチに刺されると毒液(興奮物質)が空中にまき散らされるため、多数のハチの攻撃を受けることがあり危険です。スズメバチが追いかけてくる距離は種により違いますが、概ね10メートル~50メートル程度です。

  • 傷口を流水(水道水など)でよく洗い流し、手で毒液を絞り出すようにします。水で洗うことは毒を薄める効果と傷口を冷やす効果が期待できます。
  • 患部に虫刺されの薬(抗ヒスタミン軟膏)を塗ります。アンモニアは全く効果がありません。
  • 以上の処置を施した後、できるだけ速やかに医師の診察を受けてください。
  • ショック症状(意識がもうろうとしたり、呼吸困難、血圧の低下)があれば緊急を要します。すぐに119番通報し、救急車を要請してください。

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