平成30年度の経営状況は、減少傾向にある一般家庭向け給水量に加え、一部企業の使用水量の減により、給水収益は減少しました。特別利益は増加したものの、収益全体では前年度と比べて1.0%の減少となりました。
一方、支出においては、薬品費、修繕費、工事請負費などの増加により、前年度と比べて7.0%の増となりました。
その結果、当年度の純利益は241,301千円と前年度と比べて25.4%の減となりました。
建設事業では、前年度に引き続き、配水管新設工事及び布設替工事等を行いました。また、老朽配水管布設替工事など配水管約4.8キロメートルの更新を行いました。
今後の経営状況は、地方公営企業会計制度の改正により、現金を伴わない収益(長期前受金戻入)が増加し、損益収支においては純利益が確保できるものの、資金(現金)は減少する見込みとなり、厳しい財政運営が予想されますが、引き続き健全な経営を維持できるよう努力してまいります。