こどものくらしと玩具シリーズ
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五月人形
五月人形
 新緑の季節のすがすがしい青空を鯉のぼりが元気に泳ぐ季節になりました。五月といえば男の子の成長を願う端午の節句です。
 端午の節句は菖蒲(しょうぶ)の節句とも言われ、もともとは厄除けに菖蒲の葉やいわしの頭を軒にぶら下げ、家の中に厄が入るのを防ぐというものでした。それが武士の時代になり、菖蒲が尚武(勝負)に通じることから、武家の男子の成長を願う行事に発展し、家の床の間などに甲冑を飾る風習ができてきました。
 さて、写真の五月飾りは、毎年4月3日に岸本人形が行っている人形供養のあとで寄付していただいたもので、昭和30〜40年代の五月飾りです。
 最初、武家では本物の甲冑を飾っていましたが、それが江戸時代の中ごろ(将軍綱吉の時代)に一般の民衆にも広まり、最初は兜だけの首人形のようなものが次第に写真のような飾り用の小さな甲冑が登場します。
 最近では人形が甲冑を着たものや豪華な段飾りまでありますが、子供の成長を願う親の気持ちはいつの時代も変わりがないということでしょう。

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