栽培から手打ちまで
本格派の味を届ける“駅そば”の革命児
「ぷらっと」。その名の通り、JR小野町駅のプラットホームに隣接。そしてプラッと立ち寄れる気軽な雰囲気がウリのそば処がコチラ。
店舗は、地元の
「NPO法人ぷらっときすみの」が運営。
駅そばだけに、安さ、速さがウリでそんなこだわりは・・・なんて考えたら大間違い。
そばの栽培からすべてを手がけ(この地域は県内でもTOPレベルの生産量)、愛情たっぷり育てたそばを自らの技で手打ち。「地域の食文化の継承・自立」を合言葉に、完璧なまでの地産地消を徹底したご当地そばを日々届けてくれているのです。
そばは香りが強く、強いコシが特徴で、添えられる大根やネギに至るまでの薬味まで地元で栽培。また巻き寿司には、この地に受け継がれるおふくろの味を残そうと具にごぼうを入れるひと工夫もあり、郷土の味を守ろうとするアイデアも随所に。
1杯に込められた人生の重み
平均年齢60代、そばこそが第二の人生
こんだけアクティブならば、さぞメンバーも若いんだろうと思いきや、スタッフの平均は64歳。定年組み、脱サラ組、農家の主婦・・・、この小さなスペースに第二の人生を託した熟年のスタッフたちが元気に笑顔でお客さんに向け、おいしいそばを届けてくれているのです。
スタッフは口を揃えてこう言います。
「地域の、役所のサポートがあってこそ」。まさに高齢化に対応した街づくりの一貫がここに存在しているのです。
小野市の未来像をわずか数坪のこんな小さなそば屋さんで垣間見た瞬間。
たかがそば1杯、されどそば1杯。
人生の経験値が違います。働くことへの情熱が違います。
だから1杯1杯に込められた思いが違います。
愛情たっぷりの手打ちそば。
「いただきま〜す」の言葉とともに、あなたもツルッとしてみませんか。