ここでは、水道の水がどこでどのようにつくられ、皆さまのご家庭まで送られてくるのか、簡単に紹介いたします。
水道の水源は大きく分けると、川の水、ダムにためた水、地下水の三つになります。
これらの水を飲み水にするために浄水場へ運びます。
浄水場へ入った水は、まず、水のなかの1.8㎜以上のゴミや落ち葉を取り除くために自動除塵機を通ります。次に前処理ろ過原水分配槽に薬品を入れて混ぜます。そして前処理ろ過機へ均等に分けられます。前処理ろ過機では、原水に含まれる濁質、マンガン等を取り除きます。その後前処理ろ過機で取り除けなかった濁り、細菌などを0.1μmの膜で完全に取り除きます。さらに、安心して飲める水にするため、塩素という薬で消毒をします。
このようにしてつくられた水は、配水池という大きなタンクに貯えられそこから道路の下に埋められた配水管を通ってみなさんのご家庭まで送られます。